めっちゃ楽しいんだけどめっっっっっっちゃ長い
楽しすぎたので本文が長くなりすぎたわ。
- 都内→秩父:中央道と抜け道で西東京の混雑回避
- 道の駅あしがくぼ:磯部もちうめぇ
- 秩父→県境:タイトで見通し悪めの森の中ワインディング
- 県境→佐久穂:ひたすらワインディング区間
- 観光:休憩を兼ねて諏訪大社
- 帰り1:CDを調達する
- 帰り2:帰宅
- アメニタジャケットの防水性
- まとめ
都内→秩父:中央道と抜け道で西東京の混雑回避
R299を走るといいつつ、秩父までの道はR299を通らない方が快適。
近隣住民に上記の迂回路を教えてもらったけどめっちゃ空いててよかった。ライダーをたくさん見かけたので、知らなかっただけでたぶん有名な迂回路なんだろうなと思う。
ナビの案内でも表定40kmは出るから快適だし、ほぼ詰まることはなかったし、いい感じにワインディングもあって準備運動にはちょうどいい。
今まではR299に行くまでどうやって西東京エリアを抜けるか苦慮していた。飯能のあたり行くたび救急車とパトカー毎回見てる気がするし、そういう道を通るのは精神的にも良くない。
なので中央道を八王子まで乗って、その後上記迂回ルートを通るのがコスパがいいかなという感じだった。
道の駅あしがくぼ:磯部もちうめぇ
- 1005→1025 道の駅 果樹公園あしがくぼ
- 1045 秩父駅
最近は積極的に休憩を入れつつ、空腹にしないよう休憩のたびに少しずつ何かを食べるよう練習している。
道の駅に置いてある田舎のおばあちゃんが作ったメシってめっちゃうまいんだよね。ツーリングルートの都合上コンビニで済ませてしまうことも多いけど、たまーーにこういう素朴な惣菜とか混ぜごはんとかを駐車場とかで食べるだけでも非現実感があっていい。
個人的には磯部もちが結構すき。あまじょっぱい味がおいしいし腹に溜まるのでツーリング向きだと思う。
秩父→県境:タイトで見通し悪めの森の中ワインディング
- 1140→1220 道の駅 上野
- 1230 R299 旧通行止め案内箇所
前半のハイライトは志賀坂峠だと思う。
全体的に鬱蒼としていて若干怖い空気があるものの、空間は開けているので走行はそんなに怖くない。鬱蒼と広大が合わさってるという感じで他の場所にはない魅力があって個人的には結構好きな場所。
志賀坂峠を越えると群馬県。
道の駅上野 猪豚丼 \1,000-
食堂のメニューが若干高くは感じるけど、割と食いっぱぐれる場所であるし、食べ応えがあるメニューが多いので食べておいた方がいい。ここから先の道は険しめなので。
若干クセのある食いごたえのある量がある肉が紅しょうがと合わさった時の抜けの良さがめっちゃうまい。個人的には結構すき。
で。
通行止めの看板がなくなってる!!やったーーーー!!
だいたい2年前の同箇所。当時は通れなくてヤキモキしてた。
ここの少し手前に県道との分岐があって、そこで軽く休憩して様子を眺めていたが、来るバイクがほぼみんな分岐を曲がり県道45号の湯の沢トンネルの方に向かっていってた。あってるあってる。快適に走りたいのならば確実にそっちの方がいい。
自分はこのアトラクションを楽しみにしてたので直進。
こんな道が続いているだけで色々とお察しである。所々地面のアスファルトが新しいところがあり、ここか崩れてたんやなというのがわかる。
この区間は静岡県道17号とか千葉県道178号みたいな、田舎の奥地に通した比較的低速ワインディングであんまり路面が良くない1〜1.5車線が延々と続く感じ。
概ねオンロードタイヤで普通に走れるものの、たまーーーにタイヤがハマるくらいの穴とか、5メートルくらいフラットダートになるとこがあったりと、何も考えずに走ってたらすっ転ぶこと請け合いなので気は抜けない。そういうところがアトラクションとしては秀逸。上り、下り、隘路、快速路、ワインディング、平坦な道、急坂、峠、フラットダート。とにかくコロコロと路面が変わりまくるので全然飽きない。
こんな道に対向車とか来るわけないやろーーーという感じで走ってると割と対向車は来るのでそこは注意。そもそもスピード出したら色んな意味で吹っ飛びそうな道なので、速度を出して駆け抜けるというよりは、低速でしっかりとバイクの操舵を楽しんだほうがいい。
県境→佐久穂:ひたすらワインディング区間
群馬と長野の県境。なお携帯の電波は通じない。
展望台は壊れていて閉鎖中。ざんねん。
県境を越えると気を使うようなワインディングは落ち着いてきて、視界が開けて景色の良い道が多くなってくる。ここらへんは何も考えずに走れるので楽しいけど、標高がまぁまぁ高いので涼しいを超えて若干寒い。
標高が2000メートルもあるとそりゃそうか。
真夏であればすずしーーーくらいで済むけど、今くらいの季節だと普通に寒いのでインナーを着た。
観光:休憩を兼ねて諏訪大社
ついこの前行われた御柱祭で新しくなった御柱。めっちゃきれい。
諏訪の巡礼本を書いていたなーーなんてのも今は昔。当時は電車移動だったけど、バイクに乗るようになってからくるとまた違う味わいがあってよい。
帰り1:CDを調達する
目的のR299を走り終えてあとは帰るだけ。
と思ったんだけど思い出した。今日ニジガク5th day1の申込締切日。発売日当日に店に行ったけど品切れしてて買えなかったやつ。
中央道の渋滞でアニメイトやゲーマーズの閉店に間に合わなくてどうしようと思っていたが、ヨドバシで買えよということで探したら
ヨドバシ吉祥寺にあったので気合いで取りに行った。むしろ当日受取可能だったのが吉祥寺しかなかったので帰りに行けて正解だった気がする。
諏訪から中央道に乗り、渋滞が始まる寸前の談合坂SAのスマートICで降りて、あとは下道で延々と。途中職場からオンコールが掛かってきてテンションが死んだものの、ヨドバシ吉祥寺は22時まで営業してたので助かった。
帰り2:帰宅
- 2045→2050 ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺
- (高井戸→首都高→京葉道→幕張)
- 2200 帰宅
こういうテンションが最悪な時って雨降るよね。知ってる。
走行距離は550kmで15時間。まぁまぁ走ったね。
アメニタジャケットの防水性
帰りの雨はアメニタジャケットの性能を試したかったのもあったので若干嬉々として走ったが、結果から言えばインナーに着てたダウンは若干濡れた。
ですよねーーと思いつつも、あと帰るだけの時に、若干中に着てるものが濡れてるくらいでだから何??みたいなところはある。
そもそもバイクに乗るような人間が神経質に全く濡れたくないというのは違うと思うし、雨で嫌なのはスリップするとか視界が悪いとか副次的な要素なだけで、ビッタビタに濡れずにまぁまぁだいたい防げればいいんじゃない??というスタンスくらいだと思う。
そういう意味ではアメニタジャケットをはじめとするクシタニの簡易防水ジャケットは優秀で、小一時間の移動の際の小雨は全然防げる、まぁまぁの強さの雨も次のSAでカッパを着るくらいまでの時間稼ぎができる、そこそこ強い雨を長時間走っても中がビッタビタに濡れるということはなく縫い目から浸水してくるくらいの濡れ方で、まぁ気温20度くらいあれば全然寒く感じない濡れ方と言った感じである。
雨で全く濡れたくないとなると完全防水のジャケットとなり、まぁまぁ装備はデカくなるしゴツいし何より高い。完璧な装備を若干諦めることで圧倒的に軽くて使いやすいという利便性を得られる、というのをクシタニ名東チャンネルで言っていたが全くもってその通りだと思う。
この「ある程度の妥協で得られる利便性」というのはある程度バイクをわかってないと出ない結論だろうし、やっぱりクシタニはすげぇ。
まとめ
酷道酷道言われてどんな道だよと思っていたが、走ってみると道としては結構好きな部類に入った。たしかに国道の割にはアトラクション性は高くてたのしい。
けど、諏訪に着くまでで300kmあるし帰路を含めると合計550kmくらい。あまり飛ばせない道もあったりするのでまぁまぁ時間がかかるし、まぁまぁ疲れるけれどまた行きたいという魅力がある道であるのは間違いない。
最近は奥多摩周遊道路ばっかり走ってて、これはこれで結構好きなんだけど、物理的に長距離ロンツーしないと得られない栄養素があるのは間違いないな、という認識を新たにした。