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日常の記録

V-Strom650のウインドシールドに親水フィルムを貼る

雨の時の視界対策。

以前購入したV-Strom650のロングスクリーンであるGIVI D3112STに貼っていく。

撥水スプレーは持たない

バイクや車においての雨天時の視界対策と言えば撥水だと思う。いわゆるガラコのような、降ってきた雨を雨粒にして走行風で吹き飛ばすやつである。

例にもれず自分も雨が降りそうな時は撥水スプレーをウインドスクリーンに塗布して視界を確保していた。だが問題が一つあって、それは長距離ツーリングでは最後のほうで効果が落ちてしまうこと。

撥水スプレーは原理的にはシリコンなどの油を使うことで油と水の分離作用を狙って作られたもので、いくら水と油が分離するといっても強力な雨の水圧の前では徐々に油分が落ちていってしまう。

色々なWeb上の記事を参考にした結果や実際試した感覚で言うと、スプレーで塗布してすぐ撥水効果を発揮するタイプの撥水スプレー持続時間は、2mmくらいの雨を想定すると1時間~1時間半持てばいいほうで、それ以降は視界が悪くなって塗布しなおさないといけない。

塗りなおせばいいんだけど、雨の中のロンツーしているときに何度も塗布する余裕があるか?と言われるとノーで、そもそも箱を開けて撥水スプレー取り出す過程で箱の中身が濡れるじゃんというのもあってできればやりたくない。

じゃぁどう対策したらいいのかと探したら親水フィルムというものを見つけた。

親水という選択

親水というのは何かといえば、撥水が水をはじくのと逆の効果で水がなじむことである。そのまま。

基本的にウインドシールドやミラーやガラスなど、何もしなければ親水状態であるが、よりもっと親水するように専用のフィルムを貼るともっと効果的というやつ。たぶん実物の写真を見たほうが早い

ウインドスクリーンにまんべんなく水をスプレーした結果がこれ。

施工の都合で二等分してあるが、親水シートを張ってない下部は水滴だらけなのに対して上部は水滴がない。これが親水である。よさげ。

親水フィルムを貼る

くっそむずかしいんだな、これが。スマホにフィルム貼るのが難しいやつとおなじ。

下記を参照に

アルフォリアジャパンの親水性スッキリフィルムを購入。

どうせ張りミスするやろと思って1mを購入したが結果として正解だった。

で、貼った。 テッテレー!(再掲)

ちなみにこれは3回目の挑戦結果だけど、若干気泡が入っていて完璧でないがこだわり始めたらきりがないのでいったんあきらめた。

1回目は説明書を読まずにとりあえず貼ったら全然うまくいかない。こんなに貼りにくいのか??と思って付属の説明書を読んだたら施工液というものが必要になると知った。

http://www.allfolia.co.jp/sukirifirumu-tejun.pdf

施工液の作り方 水 1 リットルに対し中性洗剤(食器用)を 2~4cc(小指の爪程度)入れて施工液を用意して下さい。

説明書を読め。はい。

2回目は施工液を使って説明書通りにやったものの、ウインドシールドの湾曲がきつすぎていくらやってもシート内に気泡ができてしまった。一回このまま沼津行ったけど若干危なかったのでまた貼りなおした。

で、3回目で写真のようになった。

まとめ

施工して雨走行があまりできていないが、半年後くらいにまたレビューしたいと思う。