いつでもステージを爆速で駆ける真夏の女が「休む」と言う語彙を得たが、結局勢いは変わっていない。だがそれがよい。
上記写真は入場特典。
イベント概要
- 朱演2021『つぎはぎのステージ』
- 2021年12月10日(土) 19:00~
- 現地チケット \8,800-
- パシフィコ横浜 国立大ホール
オタクとしての感想
今回はアルバム「パッチワーク」を引っ提げたライブ。
元々は東京・大阪でのホールツアーだったものの、大阪の会場であるグランキューブ大阪がコロナウィルスのワクチン接種会場であり、ワクチン接種会場の期間が延長されたためグランキューブ大阪が使えなくなり開催できなくなったもの。
https://www.saitoshuka.jp/info/archive/?533055
そのため東京・大阪でのホールツアーを予定していたものの、大阪がなくなり結果として東京公演のみとなってしまい、ホールツアーの字もツアー名から無くなってしまう事態となった。ここ2年くらいで様々な理由でイベントは中止になったものの、いつも通りの世の中に戻っていく途中の中止という感じで、なんとなく象徴的な出来事に感じる。
最後のMCで、大阪のみんなと会えないと言うことで考え込みすぎてしまうこともあったと言っていたが、それを聞くと「今回のライブヤバかったな」の正体がわかった気がした。このやばさは二つのライブを一つにしたからなんだな、と気が付いた。
もともと、しゅかのライブは段取りがすごい綺麗で、MCや次の曲の始まり方がシームレスすぎて舞台か何かを見ているよう感じである。おそらく口下手ゆえにMCでしゃべる内容を決めているからであろうが、昨今の事情も合わさって、より無駄がない演出となっていてエモい。
しかし、口下手しゅかと練りにねった歌詞のハヤシケイ氏が合わさるとすごい頑丈な合金になったというか、しゅかがハヤシケイ氏の語彙を被って歌うというか、しゅかの歌は「いつも口数が少ないけどちゃんと自分の気持ち言えるんじゃん」みたいな感動がある。
口下手口下手連呼してると怒られそうだな。
でも口がうまくなるとかそういうことではなく、真摯に思いを伝えにしてこようとしてくれているかのほうが重要なわけであり、実際口がうまいかはどうでもいいし、ちゃんと真摯な思いは伝わってくる。
特に印象に残ったのがあめあめふらるらの前のMC。
今まで放っておくと突っ走っていたが、25歳にして立ち止まると言うことを知ったとのこと。予習で聞いていた時はしゅからしくないな?と若干思っていたがこれを聞いて納得した。
立ち止まるとを知ったというのも、年齢的なこともそうなのかもしれないが(いやまだまだ若いやろ)、昨今の事情でライブ自体ができないことも含めてのことだろう。「もう無理、でも走る」なんて曲を作ってしまうくらいなのだから。ただしゅかが立ち止まるということを知っところで、突っ走るところは変わらないだろうし、歌のパフォーマンスの勢いは止まることはなく、むしろ静を知ったところで魅力が増えたとすら思える。
次回ライブも東名阪のライブハウスツアーということで、今後作られる曲も含めて楽しみである。
印象に残ったもの
- 最初のBGMなしワンピースのサビ1フレーズが強すぎる
- 曲と同じテンポではなく、ひとフレーズごとに呼吸と間を置き、セリフを言うように、かみしめるように歌っていた
- この時点でだいぶ気合入っとるな??ってなった
- あめあめふらるらで後ろに退出し→パパパが始まったら後ろのオブジェを二分割にしてパパパ衣装で登場
- やっぱりしゅかは赤い衣装が似合うな
- 36℃はこの季節に聞きたかった曲だったので良かった。
- ぴぴぴのダンス、「もうみんなわかるっしょーー」っていいながら予習なしで曲が始まってクソ噴いた
- そのあとのMCで所見の人にごめんねーーって謝っていたのを含めてしゅかっぽい
- Your Way My Wayの旗振りが回を重ねるごとに雑になっていって、オタクがついていけなくなってるのがウケる
- またあしたで全般的にワイパーをしていたが、本当に手を振ってるみたいでエモ。
席替え対応をしてもらった
入場し着席したが、今回の席は文字通りPA席の真後ろでめっちゃまぶしそうだな?と思っていた。
ライブに向けてブレードとかを準備していたところ、スタッフの方から「ちょっとお話があるので通路に出てもらってもよいですか?」と声をかけられた。
おっ転売屋弾きか??でもちゃんとFC先行で申し込んだし後ろめたいことはないはずだぞ???と思いながら通路まで出て話を聞くと、PA席真後ろだから見づらいと思うので席を変えましょうか?の案内だった。よかった。
せっかくなのでご厚意に甘えて席を変えさせてもらうことにした。PA卓手前からPA卓奥に移動し、顔がギリ見えない位置から顔がギリ見える位置に移動できたのでだいぶよかった。すき。
席変更に伴い、変更後の座席のチケットをいただいた。
席を変えてもらったことはもちろん、久しぶりに物理チケットを見られたのでわりとうれしかった。
セットリスト
- (衣装:白ワンピ)
- ワンピース
- くつひも
- 恋のルーレット
- MC1
- あめあめふらるら
- (早着替え:パッチワーク衣装)
- パパパ
- ぴぴぴ
- MC2
- 36℃
- よく笑う理由
- MC3
- ヒーローになりたかった(Acoustic)
- セカイノハテ(Acoustic)
- MC4
- しゅしゅしゅ
- Your Way My Way
- またあした
- アンコール(衣装:ライブT)
- もう無理、でも走る
- 声をきかせて
リンク
一緒にライブでおどろうぜっ!
— 斉藤 朱夏 (@Saito_Shuka) 2021年12月5日
「ぴぴぴーーーー!!!!!」
はい!てなわけで
「ぴぴぴ」の振り付け動画っ!
振り付けマスターしてライブで
一緒に踊っちゃおうぜっ📡⭐️#つぎはぎのステージ#ぴぴぴ pic.twitter.com/MndncHnsb6
『朱演2021「つぎはぎのステージ」』#つぎはぎのステージ
— 斉藤 朱夏 (@Saito_Shuka) 2021年12月9日
https://t.co/Lj1QO1BklB
朱演2021「つぎはぎのステージ」
— 斉藤 朱夏 (@Saito_Shuka) 2021年12月10日
君と今日という一瞬を生きれて
最高に幸せだったよ。
ありがとう。
また一緒に一瞬を生きようね。
#つぎはぎのステージ pic.twitter.com/t9uK39SrjG
君との思い出写真。
— 斉藤 朱夏 (@Saito_Shuka) 2021年12月11日
余韻がすごくてずっと#つぎはぎのステージ みちゃう。
(photo by @vizkage ) pic.twitter.com/6IRl1udGKq
【ライブレポート】斉藤朱夏、ありのままの自分でみんなと交わした約束「ずっとステージに立ち続けていきます」(写真13枚)https://t.co/gK8faXfHu9#斉藤朱夏 #つぎはぎのステージ pic.twitter.com/QDtADRPsFL
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2021年12月11日