もうスヴァルトピレンのことしか考えられん。
試乗させていただいたのはモトフィールド ドッカーズ 千葉柏。
https://goo.gl/maps/ZXXyyxuJRaSaABLG7
試乗
短いコースと長いコースどっちにする?と聞かれたので長い方を選択。18kmくらいと言われた気がする。乗りごたえがあったし結構色々試せたのでよかった。
Ninja250との比較であるので、排気量の違いと混じってるかもしれない。
- 試乗したのは2019年モデルのスヴァルトピレン401、一世代前のやつ。
- ヴィットピレンも跨がせてもらったけど、跨っただけの停止姿勢でも俺には無理だ、ってなった。でも結構売れてるらしい。
- シート位置クソ高い。気を抜いて跨いだら車体を蹴っ飛ばしそうなレベルの高さ。
- 足つきは噂の通り若干悪めだけどシート高の割には足はつく感じがする。つま先に力が入れられる程度とはいえ車重がクソ軽いので問題ない。
- ハンドルは割と真一文字なので腕は結構開くけど、腕を伸縮する余裕はあるので問題なし。
- クラッチペダル、ブレーキペダル共にいい位置。
- サイトスタンドをかける時にステップに当たる。
- ニーグリップは不思議と足とマッチするのでフィット感は割と良い。若干太腿の内側が出っ張って窮屈な感じはあったけど、たぶん慣れればどうってことはないだろうという感じ。
- エンジンすごくいい
- Ninjaの排気音が湿ってるという感じに対して、スヴァルトピレンはすごい乾いているという感じの音。
- 走行していると4000回転くらいまでは音がしない感じ。4000〜7000回転くらいまでは普通の音という感じで、7000回転からテンションが上がる音がしてくる
- 4000回転までは巷のレビューの通り、おそらくはバランサーで弱ってる回転領域な感じがする。とはいえ通常の運転操作で不便は感じない程度のパワーは出てるので実用上は問題なさそう。
- 自分は前、YBR250という単気筒でバランサーのついたバイクに乗っていたことがあったが、これも3000回転くらいまではスッカスカだったので、おそらくはバランサーがついたバイクの共通事項なんだと思う。
- どの回転域からでも捻ればちゃんとパワーが出る。すごい。
- レブが10000回転で警告ランプが出るが、あまり一生懸命回ってる感じの音がしないのにいきなり頭打ちになるので一瞬びっくりする。
- 4000回転からレブまで抵抗なく回り切るという感じがしてすごい。
- エンジンがもっと回せと言ってくる、と言うことがどういうことかというのを完全に理解した。
- ブルブレーキも試したかったけど、コースの都合上できなかった。
- 強めにブレーキは何回か出来たが、若干滑り感があった。でもたぶん車体に自分が合わせ切れてなくてニーグリップがうまくできてなかっただけだと思う。
- サスがすごくいい
- Ninjaだと「アババババ」ってなりそうな溝にあえて突っ込んでみたが、若干揺れた?みたいな程度の振動しか伝わってこなくて、いいサスペンションってこんなにしなやかなのかと戦慄した。
- アシストアンドスリッパークラッチだからクラッチはめっちゃ軽いけど、若干バックトルクはきつい感じがする。気を抜いてスロットルオフすると結構体持ってかれる。でもたぶんニーグリップができてないせい。
- 車体に慣れてないからあまり攻めた運転は出来なかったけど、あんまり力を入れてなくてもスッと曲がっていくし感触も悪くない。ワインディングはたのしそう。
その他疑問点
店に伺った時間がちょうどお客さんが少ない時間帯だったっぽく、いろんな話を聞くことができた。
- 401と701の違い
- 実用的には401でも十二分だけど、701は最高だぞ。
- とはいえ無理せず401を買って、その金額差で装備を充実させるのも悪くはない。
- 壊れる?
- 荷物どうする
- この店の系列店舗で特注のリアキャリアが売っている。
- ただし、荷物を乗っけてカッコ良くなるように設計されているので、荷物を乗っけない状態だとカッコ悪い。(お店の人もそう言ってたし、あてがったのをみた自分もそう思った)
- 基本的には純正のたっけぇタンクバックか、一般的なシートバッグの方がスタイルを崩さずにすみそう。
- 文字通りの走りに行くだけのツーリングでは問題ないとは思うが、泊まりツーや買い出しみたいな時にどうするかというのは課題。もう一台バイク生やせ、という感じな気がする。
- この店の系列店舗で特注のリアキャリアが売っている。
まとめ
今にでも欲しい車体ではあるが、ホムセン箱マンとしては積載どうしようという感じである。
冗長性を兼ねて二台持ち構成に移行しようかなと思わないでもないけれど、何もわからん。