ツー

日常の記録

いい茶葉の紅茶を会社でも飲みたくて色々試した記録

家以外でもおいしい紅茶が飲みたい。

きっかけ

推しが飲んでいるおすすめの茶葉を勢いで買って、飲んでみておいしかったはいいけれど休日だけしか紅茶を飲まないので案外茶葉が減らない。どうしようってなった。

茶葉はそんなに早く劣化はしないものの、早く飲むに越したことはないので早く消費するために会社でも飲もうと思って、熱湯の淹れたて以外の方法でおいしく飲める方法が無いかをいろいろ試した。

前提

会社で紅茶を淹れるのもやぶさかではないが、道具の準備等を含めて総合的に面倒くさくならない方法を取りたい。朝早く起きて淹れるのもいいし、前日に準備ができるんだったらそれはそれで楽でいい。おいしさと楽さのバランスを取ったやり方を見つけたい。

いろいろな淹れ方を試す

会社に紅茶道具を一式生やす

可能であるのなら一番新鮮でおいしい紅茶を飲める選択肢だと思う。気分で茶葉も選べるし。

ただし道具でそこそこスペースを取るのと若干周りの目が気になる。会社に住んでる人はこれでもいいかもしれないが、そんなに道具増やしてどうすんねんと思ったので今回は保留。

熱湯で淹れたものを魔法瓶に入れる

温かい紅茶を飲みたいとなると、熱湯で淹れたものを温かいまま魔法瓶にいれればいいじゃんというのが自然な流れ。ググってみるとわかるがこれはあるある&やっちゃいけないの代表格らしい。酸化で風味が落ちてあまりおいしくない。

酸化で味が劣化する原因はアレニウスの法則というので説明できるらしい。紅茶に限らない一般的な化学変化の方程式。 今回の件に当てはめると、熱いほど酸化での味の劣化が早くなるということ。だから魔法瓶で淹れたての温度のままをキープして放置しておくというのはまさにやっちゃいけないことそのもの。

でもこの方法も案外悪くなく、家を出る寸前に淹れたものを冷まさず魔法瓶に入れて、会社に着いてメール確認でもしながら速攻全部飲み切るという形であればそんなに味の劣化もなく飲めて悪くはない。やり方の一つとしてはありだと思う。

一日中持ち歩くのであればやめた方がいい。別の方法がいい。

熱湯で淹れたあと少し冷ましてから魔法瓶に入れる

熱いまま放置するのがダメならちょっと冷ましてから魔法瓶に入れたらいいんじゃないか。

そんなことできる几帳面な人ならやってます(遠い目)

朝は忙しいね。

自然冷却式のアイスティーを作る

やること自体は簡単。

  • 鍋に2Lのお湯を沸騰させる
  • 沸騰したら火を止めてティーパックを3つ入れる
  • 蓋をして21分蒸らす。蒸らした後はティーパックをそーっと取り出す
  • 鍋のままある程度粗熱を取って、その後ジャグとかポットに移し替える
  • 注いで飲む

若干面倒であるけれど、手間をかけた相応のおいしさはあるので夏に飲むみたいなのであればおすすめの方法。

今回はもうちょっと濃い目の味のものが飲みたかったので見送り。

急冷式のアイスティーを作る

世間一般でよく知られているアイスティーの作り方。

熱湯で普通に淹れたうえで氷で急速に冷やしてアイスティーにして魔法瓶に入れようのパターン。

熱湯で入れるのでちゃんと渋みも出ていて好みの味なので悪くない。だがやっぱり温かい紅茶を飲みたいかなぁってなった。

茶葉を倍入れて濃縮液を作ってお湯で割る

最終的にこれになった。

冷たい紅茶が嫌なのであればお湯で割ればいい、お湯で割るためには紅茶を濃く淹れておけばいいという理論。実はこれも「濃縮紅茶」とかでぐぐると結構やり方が出てくる。

だいたいの感覚で、倍の濃さの紅茶を淹れるには倍の茶葉を入れて蒸らす時間も倍にする感じ。

自分は普段500mlの紅茶を淹れるのにティーパックを3つ使って3~5分くらい蒸らしているが、濃縮紅茶を作るときは300mlのお湯にティーパックを5つ使って10分蒸らしてる。なぜ300mlかといえば急冷に使う氷が解ける分を含んでいるため。

蒸らした後は氷を入れたポットに注いで急冷してから魔法瓶に入れる。急冷すると10度くらいになるので、魔法瓶に入れて一晩放置しても味はほぼ劣化しないと言っていい。飲むときはだいたい濃縮紅茶1:お湯1くらいの割合で割るとちょうどいい感じになる。茶葉やフレーバーティーの風味もほぼ残ってて味わいもちゃんとあり好みの味になった。ヨシ!

なおお湯で割った紅茶が渋すぎると感じた場合は、お湯の分量をもっと増やすことでマイルドになるのでガンガンお湯で割ったほうがいい。渋みの成分は水で薄めたところで渋いままだろという固定概念があったが、渋みの成分を薄めるとうまみになるっぽい。

まとめ

マリアージュフレールの茶葉は風味も味も素晴らしいし飲んでいて気分転換になる。100g単価で4000円くらいと価格だけ見ると高く思えるけれど、一杯あたりにしたら案外そんなに高くないのでもっと日常でバンバン飲んでいって良いと思った。

なのでこれからもバンバン飲んでいく。