めっちゃあったけぇ。
概要
燃料を注いで火を入れるとクソあったかくなるやつ。何度も使える。
zippoからもハンディーウォーマーとして、そのほかのメーカーからも似たようなものがたくさん出ているが動作原理は同じなので問題ない。
ベンジン入れるし使用始めに火をつけるけど、ベンジンを燃やしているのではなく、プラチナによる触媒で発熱してるやつ。
家を掃除したらzippoのやつが出てきて、そういやそんなんあったなーと思って使ってみたらとても良かったのでハクキンカイロを買い足した。
良いところ
とにかくあったかい
公式サイトでは使い捨てカイロの13倍の熱量という話。本当かはわからないけどとにかくあったかい。
バイク乗る時に使い捨てカイロを使うとなるとインナーにベタベタと何枚も貼るが、実際走行風による冷却の方が優ってあったかいという感触はあまり得られないと感じるときが多い。とはいえカイロ無しよりは温度が下がらないので使い捨てカイロでも使う意味はあるけれど。
しかしハクキンカイロは違う。明らかに暖かさを感じる。
使い捨てカイロだと下着やシャツなど比較的肌に近い位置に貼っていたが、ハクキンカイロはアウターの一個内側くらいでも十分暖かい。というかそれくらいの位置じゃないと低温やけどを起こしそうなレベル。
荷物の総量が増えない
推奨の燃料として発売してるベンジンは500ml。一回に使える最大量は25mlで24時間持つので、20日分は使える計算。使い捨てカイロは割と嵩張るし、使用期限があるから一気に買うわけにもいかず、使用し始める時にパッケージを剥ぐ→剥離紙を剥ぐ→ボディに貼る、というのがとにかくめんどくさい(自分はツーリング一回につき6枚くらいつかってたので)。それに比べてハクキンカイロはベンジンのボトルとライターだけで済むので楽。
公式ではエコだという宣伝文句ではあるが、石油系溶剤とか使うのにエコなの??みたいなのを感じるのでエコは重要ではないと思っている。
デメリット
火が入ったかわかりにくい
使い始める時は火を入れる必要があるが、実際火が入ったかというのが圧倒的にわかりにくい。着火しました!みたいなLEDとかついてたらいいのになと思う。
火入れが成功すれば5分くらい放っておくと暖かくなり始まるが、微妙にタイムラグがあってわかりにくい。
というわけで火入れ用にzippoを買った。
zippoというと高いイメージがあるが、ケースのデザインにこだわらなければ2000円くらいで買える。zippoは火力がデカいので一発で火を入れられる確率が上がっていい感じ。使い捨てライターだと一発でつけられることはそんなに多くなかった。
zippoのオイルはカイロの燃料としても使えるので、余計なものを増やさなくてもよいのがいい。何よりzippoの火をつけて消す動作はメカメカしくてテンションが上がる。
くさい
ベンジンの匂いが若干臭いとの話だが、自分はそんなに気にならない。
飛行機に持ち込めない
唯一の欠点らしい欠点といえばこれかもしれない。
そういう時は桐灰のマグマみたいな高温の使い捨てカイロとかで頑張りましょう。
まとめ
寒いから使い捨てカイロを使ってるけど、なんだこれ全然あったかくねぇじゃん??と思ったことがあるなら間違い無くおすすめできる。
無限に冷却される冬のツーリングをはじめとして、冬の早朝深夜に外に出る必要がある場合とか(冬コミとか)でも使えると思う。