ツー

日常の記録

Wordのアウトラインとスタイルの関係を完全に理解した

そんなことはないけれど多分前よりかは理解した。

きっかけと解決策

客先に出す文章を書きあげ、最終チェックをしているときに猛烈に段落番号がずれまくっているのを発見した。 こんな感じでずれる。

  • 1: タイトルA
    • 1-1
    • 1-2
  • 2: タイトルB
    • 1-3
    • 1-4

要するに2段落目以降の段落番号がリセットされない。

なんでこうなったかというと、それぞれの段落に使っているスタイルがアウトラインの定義から外れてしまったので、どの段落が親かわからなくなって段落番号のリセットするときが分からないから段落番号がずれるということだった。

以下は具体的にどう設定したら戻せるかを調べた結果を示す。

アウトラインの仕組みを理解する

アウトラインの設定はリボンの ホーム段落アウトラインのアイコン にあって、ボタンを押すと以下のように表示される。

その隣にあるのがスタイル。

アウトラインはスタイルを複数持つ形になっている。

通常であれば アウトラインリストライブラリ 内にあるものを選択し、あとはスタイルの 見出し1 とか 見出し2 とかを設定していけばうまい具合に段落が設定され、目次も自動で設定できる。

だが何らかの原因で設定がおかしくなった場合、段落番号がめちゃくちゃになって目次が大変なことになる。原因はよくわからないが恐らくはスタイルを上書きしてしまったとかそんなんだろう。結構気づかずにやっちゃいそうだし実際やったやつがここにいる。

アウトラインの定義がおかしくなったということは再度設定してあげればよいということになるので設定する。

アウトラインの設定方法

アウトラインの設定は、上記で示した アウトラインのアイコン をクリックすると表示されるリストの下部に 新しいアウトラインの定義 があってそこから設定できる。

既存のリストライブラリの設定を修正したい気持ちになるがそれが出来ないっぽく、新しく設定する必要がある。

画面はこんな感じ。左下にある「オプション」を押さないと全設定が出来ないので押す。 段落とそれに対応するスタイルは悩むことが無いと思うのでとりあえずポチポチと設定する。

次に段落の頭に表示される番号や記号の設定をする。「1. 段落A」とか「①段落について」みたいな段落番号の表記に記号や数値を設定したいとき。

この4つの項目が大事。

まずは 番号書式このレベルに使用する番号の種類 の設定。「1,2,3」とか「a,b,c」とか「ア,イ,ウ」があって設定したい項目を選ぶ。これでよければこれでおわり。 番号書式の設定はテキストボックスなので、数値だけじゃなく「○章」みたいにしたい場合は「章」などと入力すればよく、これは簡単。

場合によっては上記のような単一の数値・記号だけじゃなくて複数の数値・記号を表示したい時があると思う。例えば「1章2節」だった場合「1.2 段落」のように表示したい場合。

で、親の段落番号をどう入力するか。たとえば「1章2節」だった場合、「2節」の変数は入力されているけれど「1章」の部分の変数はどこから取ってくるのか。

答えはここ。次のレベルの番号を含める のセレクトボックス。そうセレクトボックス。

セレクトボックスの内容を選ぶと親の段落番号の変数が挿入される。マジかよ。

それがわかっちゃえば入力するのは簡単。

今のレベルより親の段落番号を入力するときは 次のレベルの番号を含める のセレクトボックス、自分の段落番号を入力するときは このレベルに使用する番号の種類 のセレクトボックスを選択することで段落番号の変数が入力される。

今回言いたかったことはこれだけです。これで当初の想定通りになったので問題解決。

まとめ

アウトラインの設定自体はどれも意味があるなと分かったけれど、次のレベルの番号を含める がセレクトボックスなの、お前はダメだ。