ツー

日常の記録

本日のMNG: GIVI D3112ST(V-Strom650用ウインドスクリーン)

装着した初日にまぁまぁの雨の中を走った。

でけぇ

写真のとおりまぁまぁのデカさである。

純正のスクリーンに比べ12cmほど高いらしく、12cmというとだいたいiPhoneの縦サイズくらいである。でけぇ。

装着

純正のスクリーンを外して装着。なお純正の止めネジ付近にあるゴムパーツも移植しないといけないので注意。

これを移植!

説明書も一切付属してなかったので最初は戸惑った。なおスクリーンに貼ってあった説明のラベルには「壊れるから130km以上速度を出すな」と書いてあった。そんな出す??

朝出発する前に装着し、V-Stromミーティングに行くのに浜松まで東名を爆走した。

盾みたいな存在

ちょい飛ばし(察し)な速度で東名を走ってると、まぁまぁ羽虫がスクリーンに当たっていく。どんだけ当たんねんってくらい当たる。具体的に言うと休憩のたびにスクリーンの掃除をしたくなる程度には当たる。

速度的には今までも出してきた速度なわけで、これらの羽虫は今まではヘルメットだったり、着ているジャケットに激突していたものであろう。それらがすべてウインドスクリーンに当たっているんじゃないかってくらいの量だったし、見た目的にもそそり立つ壁であるのでたぶんそう。

整流効果はかなりすごい

高速の車線変更で後ろを向く際に、ほぼ首に抵抗感を感じずに首を振れる。これはすごい。

Ninja250の時は後方確認のたびに頭を押さえつけられているような風圧の強さで、後方確認時も若干神経を使う程度であったが、このスクリーンを付けると後方を向く際の抵抗はほぼない。長時間高速に乗るとなると積み重なって疲労感が違うと思う。

100km/hくらいのときに試しにヘルメットのシールドを開けてみたが、無理ではないが流石につらい感じだった。

このスクリーンは風を防ぎきって無風にするというよりは整流するという感じで、若干風は感じるものの、疲れの原因となる部分の風をいい感じにいなしているという感じで、総合的にみると当たる風が少なくなって疲れが減ったように感じる。

前が少し見えにくい

このスクリーンを付けてスタンダードな乗車姿勢(二―グリップして軽い前傾姿勢を取る)をやると完全に目線がスクリーンの中になる。背筋を伸ばして車体に対して直角をイメージして座ると目線がスクリーンから外れる感じ。

高精度に成形した樹脂とはいえ、素で見るよりかは視界が悪いのは仕方がない。ちょうどスクリーンの斜めのところに視線が向くのもあって若干歪んで見にくい。ついついスクリーンの上から見ようと直角の体制になってしまいがち。

この欠点が特に出るのが雨の時で、このスクリーンの整流の特性なのか、120kmくらい出してもスクリーンから雨粒が飛んでいかないのも合わせて前が全然見えない。マジでスクリーンにワイパーが欲しい。なので必然的に背を伸ばしてスクリーン外を見る必要があってなかなかにしんどい。

純正はよくできている気がする

純正のスクリーンはなんかちゃっちぃなと思ってたけれど、いざ快適さを求めて今回のスクリーンに変えると、防風の性能をとがらせた分不便になる部分が出てきてしまい、なかなか難しいものだなと感じる。

ちゃっちぃと思ってた純正はそういう不便になることはほぼなく、やっぱりバランスがいいんだなと感じる。

まとめ

バイクの装備に正解はなく、自分で合ってるかどうかで決まる。

冬はこのウインドスクリーンでいい感じがする。